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研究会の余韻と居酒屋での一杯

昨日は母校の東洋鍼灸専門学校で社会鍼灸学研究会に参加。2年ぶりか。ウェブ参加も普通になってきた。形井秀一先生はWeb参加。小野直哉先生は、白いものが増えて時間の流れを感じた。今回聴きたかったのは、伊藤和真先生の「日本鍼灸の諸派の現状」。学生...
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夜泣きから知恵熱まで

赤ちゃんから幼児までの薬として有名なのが「宇津救命丸」と「樋屋奇応丸」。江戸時代から川柳にも詠まれるほど庶民に親しまれた伝承薬のひとつです。関ヶ原を境に販売エリアが住み分けられていたという話も残っています。1600年代にはすでに登場していた...
体の悩み

棒灸による夏バテ予防

東京の夏、その暑さはただの気温の問題ではありません。それは私たちの生活に深く影響を及ぼし、時には私たちの健康を脅かすことさえあります。特に夏バテは、多くの人々が経験する一般的な問題です。しかし、心配する必要はありません。当院では、東洋医学の...
指圧・あん摩マッサージはり灸について

何故藤木俊郎か!? 2024年4月28日戸ヶ崎正男先生講演

先日の 和ら会特別講演で戸ヶ崎正男先生の藤木俊郎論を聞きながら学生時代の経穴概論を思い出していた。主治症が羅列されていて初めて見たときは呆然としたどうやってこれを覚えるのかと。しかも主治症もバラバラ。卒業しても呆然としてきた。臨床に入りいろ...
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新聞配達それぞれの事情

新聞配達をしたのは、小学生高学年だった。山田太郎という歌手が新聞少年という歌が大ヒットし、走ってポストに新聞を入れる人もいて憧れた。北海道の田舎で冬の新聞配達は、そんな風景とは全く違っていて、始発のディーゼル機関車が駅に着くと新聞を駅に下ろ...
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臂臑(ひじゅ)という目の疲れ効くツボ

「臂臑(ひじゅ)」という肩の三角筋にあるツボがある。普通は五十肩などに使われるが、目の疲れや声が出ないときに、深谷流ではよく出てくるツボの一つだ。よく出てくるから効果あるとは、体験がないと使わない。開業してすぐに、ここに鍼をしてくれと、作家...
指圧・あん摩マッサージはり灸について

経絡とは何か-藤木敏郎の世界(経絡成立の過程)#1

この講演は2019年4月28日東京医療福祉専門学校で行われたものです。鍼灸関係者で経絡を知らない人はいないだろう。しかし、東洋医学概論通りの経絡が本当にあるのかないのかあるとすれば、それは何なんであろうか。かつて戸ヶ崎正男氏は、その答えを求...
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念仏講や蚕影山和讃

以前の地域も集落によっては念仏講が残っていた。嫁が来なくなると念仏講を潰したお母さんがいて、旦那がつるしあげになっていた人もいた。蚕影山和讃は、 ほとんど念仏だが、その通りに行うと、蚕が育てられるというもの。本山というか蚕の神様は筑波山に祀...
指圧・あん摩マッサージはり灸について

経絡とは何か-藤木敏郎の世界(経絡成立の過程)#2

戸ヶ崎正男先生の講演より。陰陽十一脈灸經というのがある。馬王堆から出てきた、経絡論の一番古い文献陰陽十一脈灸經に何が出ていたかというは「歯脈」「肩脈」「耳の脈」「歯脈」が陽明なんです。「耳の脈」が少陽「肩脈」が太陽なんですが、これは手を分け...
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夜の鍼灸学校

鍼灸学校に入学した時は、まだ昭和60年代でバブル真っ盛り。 学校が歌舞伎町の中にあることもあり、夜間部だったので、行きも帰りも 呼び込みのお姉さんやポン引きのお兄さんがいてなかなか大変だった。きれいなお姉さんだなぁとぼうっと見ていたら、綺麗...