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Q. 「梅核気(ばいかくき)」とは何ですか?
A. 漢方で「梅核気」と呼ばれる症状で、喉に梅の種がつまったように感じる違和感を指します。西洋医学では「ヒステリー球」とも呼ばれ(現在では古い言い方です)、ストレスや緊張が関係すると考えられています。
Q. どんな症状ですか?
A.
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喉に何かがつまったような違和感
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飲み込みには支障がないが、気になる感覚が続く
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ストレスや緊張で強くなることがある
Q. 漢方ではどんな治療がありますか?
A. よく用いられる処方に 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) があります。
半夏・厚朴・茯苓・生姜・紫蘇葉を組み合わせた薬で、気の巡りを整える働きがあります。
ただし漢方薬は体質や証に合わせて処方されるため、専門家に相談することが大切です。
Q. 鍼灸や代替療法ではどうしますか?
A. 内臓の病気がない場合は、次のようなアプローチを行います。
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全身の緊張をゆるめる
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首・肩・頭のこわばりをほぐす
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喉につながる経絡上の反応点を刺激する
Q. 何回で良くなりますか?
A. 人によって異なります。
症状の程度や生活環境、ストレスの状態などによって変わるため、「何回で治る」とは一概に言えません。
👉 喉の違和感が続く場合は、まず耳鼻咽喉科で検査を受けることをおすすめします。そのうえで、漢方や鍼灸などの代替療法を併用すると安心です。