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(東京新聞 2008年2月11日朝刊より)
今日の東京新聞に興味深い記事が載っていました。
「日本で腎移植を受けると、自己負担はほとんどゼロに近い」というのです。
その事実があまり知られていない背景には、莫大な規模を持つ「透析市場」の存在があると記事では指摘していました。東京新聞の言葉を借りれば、これは「情報遮断」ともいえる状況だそうです。
記事の要点
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免疫抑制剤の進歩により、血液型が違っても移植が可能になっている
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移植手術や治療は保険の対象
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自己負担分も医療費助成制度によりほとんど不要
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ドナー側の医療費もかからない
記事で具体的に紹介されていたのは、東京女子医大・腎臓病総合医療センター。
透析と移植の間に横たわる「見えない壁」を考えさせられる内容でした。