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最近はまっているテレビ小説「ちりとてちん」。
今日の放送は特に印象的でした。

主人公のキー子は、同級生のA子(華やかに注目される存在、しかも同姓同名のため自分はB子と呼ばれている)に強いコンプレックスを抱いています。ある日、そのA子が兄弟子に連れられて居酒屋に現れましたが、キー子は八つ当たりして追い返してしまう…。

毎日、掃除や洗濯など雑用ばかり任されて「練習をさせてもらえない」と不満が募っていたキー子。師匠に尋ねても「練習はさせてやっている」とつれない答え。そんなある日、落語修行を取材していたお姉さんの言葉が彼女の心に響きます。

「落語の練習って、遠いところにあるんじゃないのね。
日常の中で、人に気持ちよく喜んでもらうことが練習なのね。
みんな、そうやって社会に出る準備をしていくのね。」

この言葉をきっかけに、キー子は目覚めます。
雑用だと思っていた日々の仕事が、実は大切な修行の一部だと気づき、心を込めて働くようになったのです。

状況そのものは変わらない。けれど「見方」が変わるだけで、天と地ほどの差が生まれる。
こうした小さな意識の転換を、数ヶ月、数年と積み重ねるだけで人生は大きく変わっていくのだと改めて感じさせられました。

投稿者

akebonobashi.naganuma@gmail.com

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