最近、日本でもロボコールを悪用した詐欺が急増している。

ある日、私のスマホに「0800-xxxx-xxxx」から電話がかかってきた。私自身の番号は「080-xxxx-xxxx」なので、非常に紛らわしい。固定電話のような感覚でつい出てしまう。

受話すると自動音声が流れる。
「NTTファイナンスより重要なお知らせです。未納料金が発生しているため、法的措置に移行いたします。オペレーターへお繋ぎする場合は[1]を押してください」

妻がこの電話に引っかかりそうになったことがある。長く話しているので不審に思い、代わってみると、相手は「奥様のカードが大阪で不正に使われた」と言う。しかし、妻はそもそもカードを持っていない。問いただすと「確かに使われています」と繰り返すだけ。会社名を聞き、かけ直すと言って電話を切ったが、当然そんな事実はなかった。

後で確認すると、妻は音声案内に従って「生年月日と名前」を伝えてしまっていた。つまり、自分から個人情報を渡してしまったのだ。これが一番怖い。

それ以来、わが家では0800や0120の番号には必ずネットで確認してから出ることにしている。

iPhoneの対策が役立つ

ありがたいことに、新しいiPhoneには留守番電話機能が標準で付いている。見慣れない番号や「+81」で始まる海外番号はすべて留守番に回すようにしている。非通知はワン切り扱い。

さらに「迷惑電話帳」というアプリを入れている。これを設定しておくと、多くの迷惑電話は自動で着信拒否され、音も鳴らない。登録済みの番号なら表示されるが、そうでない場合は一度出て、怪しいと分かればすぐ登録してブロックしている。

前によくかかってくれた高齢者がたまに電話相談がある。ロマンス詐欺に引っかかったと言う。80代なのになんでロマンス詐欺。どこで引っかかったのと聞くと、FacebookのMessengerで引っかかったと言う。1年分の年金はやられちゃったみたいで、2年分の年金を借りようと郵便局に行って、郵便局の人にそれをおかしいからと警察に電話させられてやっと詐欺と気がついたと言う話。

教訓

「1」を押すなど、自動音声に従わない。

個人情報は絶対に伝えない。

公式の番号を自分で調べてかけ直す。

アプリやiPhoneの機能を活用して、迷惑電話は自動でブロック。

会ったことのない人が、あなたにお金を借りる事は無い

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