LINE公式アカウントを治療院で使っていて、リッチメニューと並んで便利だと思うのが「メッセージ配信」です。
私のところでは、毎月の定休日や営業日のお知らせ、その月に伝えておきたいことなどをLINE公式アカウントから送っています。
SNSのように毎日投稿するわけではありません。
治療院ですから、基本的には月に1回程度。
それでも、必要な情報を直接患者さんのLINEへ届けられるのは非常に便利です。
無料プランは月200通まで
LINE公式アカウントには無料で使える「コミュニケーションプラン」があります。
2026年9月現在、無料で配信できるメッセージは月200通です。
ここで最初、少し分かりにくいのが「200通」の意味です。
200回メッセージを送れるわけではありません。
例えば200人に同じメッセージを1回送れば、
200人 × 1回 = 200通
となります。
つまり、友だちが200人いて全員へ一斉配信すると、それだけでその月の無料配信分を使い切る計算になります。
反対に50人なら、全員への一斉配信を月4回できます。
この仕組みを理解しておいた方がいいと思います。
「200人になったら有料」ではない
ここは少し重要です。
「友だちが200人になったら有料プランへ変更しなければならない」という意味ではありません。
月に何通配信するかで決まります。
私のように月1回程度しか一斉配信しないのであれば、友だち数がそれほど多くない間は無料プランでも運用できます。
一方、
「定休日のお知らせ」
「臨時休業」
「空き時間のお知らせ」
「キャンペーン」
「季節のお知らせ」
などを頻繁に送りたいのであれば、200通ではすぐ足りなくなります。
その場合に有料プランを検討すればいいと思います。
有料のライトプランは月5,000通
2026年9月現在、ライトプランでは月5,000通まで配信できます。
例えば200人なら、単純計算では全員に月25回配信できます。
220人なら約22回です。
治療院がそんなに頻繁に送る必要があるかどうかは別として、無料の200通から5,000通になるので余裕はかなり大きくなります。
ただし、私は「有料だからたくさん送った方が得」とは考えていません。
LINEは患者さんのかなり個人的な場所に届きます。
あまり頻繁に送ると、うるさいと思われたり、ブロックされたりする可能性があります。
治療院の場合は、回数より「必要な情報だけ送る」という方が大切ではないでしょうか。
個別チャットは200通には含まれない
これも最初は少し分かりにくいところです。
患者さんとの通常のLINEチャットまで、200通の中に入るわけではありません。
無料通数としてカウントされるのは主に一斉配信などです。
個別のチャットの送受信や、あいさつメッセージなどは、この配信通数とは別扱いです。
ですから、
「LINEで患者さんと予約のやり取りをすると、すぐ200通を超えてしまうのでは?」
と心配する必要はありません。
私のところでも、LINEは個別の問い合わせや連絡にもかなり使っています。
性別・年代・地域などで絞り込みもできる
LINE公式アカウントには、全員へ同じメッセージを送るだけでなく、条件を指定して配信する機能もあります。
性別、年代、地域などを使った絞り込みです。
私のところでは、基本的に国内を対象とするよう地域を意識して設定しています。
以前、海外の登録者とのやり取りで少し嫌な経験をしたことがあり、それ以来、治療院からのお知らせは日本国内の患者さんを前提に運用しています。
ただし、ここで注意したいのは、LINEの性別・年代・地域などの情報は、必ずしも本人が申告した正確な住所情報そのものではないということです。
LINE側が利用状況などから推定した「みなし属性」が使われます。
ですから、完全に100%正確な振り分けというより、「ある程度対象を絞るための機能」と考えた方がいいと思います。
また、絞り込み配信には一定数以上の友だちが必要です。
小さな治療院では、最初から細かく絞り込みすぎる必要はないでしょう。
私は「月1回のお知らせ」で十分だと思っている
LINE公式アカウントにはかなり多くの機能があります。
しかし、ひとり治療院で全部使いこなす必要はありません。
私の場合は、
毎月の定休日
臨時のお知らせ
必要な連絡
これくらいを送るだけでも十分役立っています。
むしろ治療院の場合、患者さんとの関係は物販サイトとは違います。
毎週のように広告を送られても困るでしょう。
「今月はこの日がお休みです」
「営業時間に変更があります」
といった、本当に必要な情報を月に1回程度送る。
そのくらいの距離感が、私には合っています。
まとめ|友だち数より「何回送りたいか」でプランを考える
LINE公式アカウントの無料プランは月200通です。
200人に1回送れば、それで200通。
ですから友だちが増えてくると、無料では一斉配信できる回数が少なくなります。
ただし、「200人を超えたら必ず有料」というわけではありません。
大切なのは、
「毎月何人に、何回送りたいのか」
です。
月1回のお知らせだけなら無料で十分な時期もあります。
反対に、複数回送りたいのであれば有料プランを検討する。
ひとり治療院なら、このくらい単純に考えていいのではないかと思います。
そして次回は、私のところで紙のポイントカードからかなり移行できた、LINE公式アカウントの「ショップカード」について書きます。
※料金・配信通数・機能は2026年9月時点の情報です。LINE公式アカウントは仕様変更が比較的多いため、実際に導入する際は公式情報をご確認ください。
