「メモを書く場所」を1つ決めるだけで、また丸一日溶けた話

AI・自動化

「メモを書く場所」を1つ決めるだけで、また丸一日溶けた話

前回、「AIの提案を鵜呑みにせず、もっと簡単な方法がないか聞き返すことが大事」と書いた。今回はその教訓を、また身をもって思い知らされた記録である。

前回のおさらいと、その後

前回は「Obsidian標準のデイリーノート機能を使えば十分」という結論に落ち着いた。ところが実際に運用に入ろうとしたところ、新たな壁にぶつかった。

iPhoneで画面を引っ張ってデイリーノートを開こうとすると、日付ではなく「2026-08-27_10-26-38」のような時刻付きの妙なファイル名でノートが量産される。設定はYYYY-MM-DDにしてあるはずなのに、なぜか反映されない。

原因は「もう一つの犯人」だった

AIと一緒に一つずつ切り分けていった結果、犯人が判明した。「ユニークノートクリエイター」という、Obsidianに元から入っているコアプラグインだった。これが画面を引っ張る操作を横取りし、独自のタイムスタンプ付きファイルを作っていたのだ。

厄介だったのは、このプラグインの有効・無効が「端末ごとに別々に保存される」仕様だったこと。Macでオフにしても、iPhoneでは別途オンのままになっていた。両方の端末で個別にオフにして、ようやく一つ目の謎は解けた。

今度はQuickAddの「呼び出し方」で迷走

デイリーノート機能だけでは物足りず、もう少し柔軟に設定できるQuickAddというプラグインを再導入することにした。フォルダ指定やファイル名の自動生成といった中身の設定はスムーズに終わった。

問題は「作った設定をどうやって実行するか」だった。ここでAIの案内が何度もつまずいた。

  • 「一覧の項目をタップすれば実行される」→ 実際にはメニューが開くだけで何も起きない
  • 「Enable in command palette というボタンを押せば登録される」→ 押しても見た目上は何も変わらない
  • 「画面右上の…から検索できる」→ 出てきたのは全く別の機能のメニューだった

後から分かったことだが、これはAIが持っている情報が**古いバージョンのUIのまま**だったことが一因のようだった。実際の画面と、AIが説明する手順・ボタンの名前が食い違い、「そのボタンはない」「そこを押しても反応がない」というやり取りを何度も繰り返すことになった。UIが変わっているのに、AIはそれに気づかず同じ説明を繰り返そうとする場面もあり、こちらから「さっきと同じ画面だ」と指摘して初めて軌道修正する、という一幕もあった。

最終的に「クイックアクションを選択」という検索窓から`QuickAdd: Run`というコマンド自体は見つかったものの、その中の選択肢一覧に、自分で作った設定(SNS日次ログ)が反映されないという壁に突き当たり、ここで心が折れた。

「本末転倒」に気づいた瞬間

気づけば、「メモを書く手間を減らすための仕組みづくり」に、丸一日近い時間を溶かしていた。プラグインの設定、UIの迷子、AIの案内違い……これでは本末転倒である。

今回の結論:一番枯れた方法に戻る

最終的に選んだのは、Obsidianのプラグインに頼らない方法だった。

  • 日々のメモは、iPhone標準の「メモ」アプリで音声入力する
  • 週1回など、気が向いたタイミングでObsidianの「Importer」プラグイン(Apple Notesからの一括取り込み機能)を使ってまとめて取り込む
  • 取り込んだメモをもとに、AIへの下書き生成を手動で実行する

「即座に自動反映」ではなくなったが、iPhone標準機能を使う以上、UIの迷子もプラグインの不具合も原理的に起こりようがない。安定性を優先した形である。

今回の教訓

前回の教訓が「もっと簡単な方法はないか聞き返す」だったとすれば、今回の教訓はこうだ。

AIの案内する手順が、目の前の画面と食い違ったら、それ以上手順を信用せず、早めに別の道に切り替える。

AIは便利だが、アプリのUIは頻繁に変わる。手元の画面とAIの説明がズレ始めたら、それは「AIの知識が古い」サインかもしれない。何度も同じ場所で行き詰まったら、深追いせずに一旦立ち止まり、そもそも別の実現方法がないかを考え直すのが結局は近道だった。


この後claudeに引き継ぎを整理させて、ChatGPTにどこでつまずいたのか今までのスクリーンショット10枚位を放り投げて聞いてみて整理させた。結局あっさり解決したのは何だったんだろう。それと仕組みを少し変えたほうがいいと言うので、その提案に乗ってClaudeコードでやろうと思ったが、Codexでやることに決定。AIは向き不向きがあるんじゃないだろうかとやってみて強く思う。Claudeコードはやっぱり開発とかそういうところで使うのがベターだなぁと思う。やっぱりChatGPTを監督さんにしてと言う形に戻す。

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