無意識へのアプローチを終えて
先日開催した「無意識へのアプローチ」ワークショップは、多くの方の参加と共に、好評のうちに終了いたしました。今回は催眠を含む内容で、参加者それぞれが自分の無意識との関わりを深める体験となったようです。
私自身の実感として、NLP(神経言語プログラミング)は「内的対話」と「内的観察」を言語化=意識化したメソッドだと感じました。事前にはもっと「左脳的」な技法だと思い込んでいましたが、実際に体験してみると瞑想的な要素が大きく、むしろ内面に沈潜していくような感覚でした。
NLPが「論理的・左脳的」と誤解されやすいのは、手法そのものが言語化されているからかもしれません。ですが、体験してみるとその奥にあるのは深い感覚と直観の領域だと分かります。
次回ワークショップのご案内
「エリクソン催眠ミルトンモデル完全習得」(仮称)
日程:3月21日・22日・23日
講師:北岡泰典氏
北岡氏はジョン・グリンダー氏(NLP共同創始者)の招聘に成功した人物であり、グリンダー氏とリチャード・バンドラー氏がミルトン・エリクソンの催眠技法を体系化した過程を直接学んでいます。今回のワークショップでは、その「ミルトンモデル」のエッセンスを学び、実際に使える形で身につけることを目指します。
私自身も学習を兼ねて、何回かに分けて「エリクソン催眠とは何か」を整理していく予定です。
ワークショップ事務局のスタンス
当ワークショップのスタンスは、昔から変わりません。
小児はりの会を立ち上げたときも、今回の無意識ワークを企画したときも、目指すのは「プチ資格」ではなく 本当の技術 です。
よくある質問に「資格は取れますか?」というものがありますが、答えは「資格は出せません」です。重要なのは資格ではなく、その技術を実際に自分の中に落とし込み、使えるかどうかです。
また「習得が絶対にできますか?」という質問もよくあります。これには「あなた次第」としか言えません。ただし、そのための情報と場を提供することは私たちの役割だと考えています。