あっという間に12月も中日。年賀状の準備もまだ手つかずで、そろそろ何とかせねばと考えています。外では大きな落ち葉が入り口に吹きだまり、今日はゴミ袋いっぱいになりました。北海道では腐葉土になるのを待てばいいものの、都会では濡れた落ち葉は危険。東京の公園がきれいなのも清掃の力だと改めて感じます。
VHSと記録のデジタル化
年末の整理で昔のワークショップビデオや家族の記録を発掘しました。もうVHSプレーヤーがないので困っていたところ、オークションでダビングサービスを発見。必要なテープは30本ほど、これなら無理なく整理できそうです。子どもが半年の頃に関西を歩き回った映像や、中野ハリ・大師ハリを訪ねた時の映像も見つかり、懐かしさに浸りました。
感覚と「原始信号」
本棚から出てきたのは『体の中の原始信号』。読み返すと、先日の「無意識へのアプローチ」ワークショップに直結していると感じました。鍼灸や手技療法では、脈・舌・声色・匂い・肌の感触など多様な感覚を総合して施術に臨みます。私は施術中に指圧や按摩を通じ、その人に合ったパターンを探り、最後に足の指で全体を確認します。理屈ではなく「原始感覚」で判断するのは昔から好きな方法の一つです。
無線少年の記憶
「ソ連」という響きに、小学校時代の短波ラジオ熱中を思い出しました。昼間に届くのはいつも北京放送とモスクワ放送。乾いた無機質な日本語が、子ども心に強烈な印象を残しています。
この冬を過ごす工夫
電車内では激しい咳をしている人も見かけました。今年のインフルエンザは強いようで、私はマスクを常用しています。乾燥防止にもなり体調が安定します。不覚にもかかった数年前を思い出し、ビタミンCや睡眠で体力温存を心がけています。
日常の断片から
帰りの電車では酒に酔った若い人が周囲に当たり散らす場面に遭遇。体力が落ちてきたせいか「一言いってやる」気概も薄れ、車両を替えてしまいました。夜、家では『シックスセンス』を観ており、悲しさと温かさの入り混じる物語にしばし心が和みました。昔は幽霊が怖かったのに、今では人の心の変化の方がよほど恐ろしく思えます。