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昨年、松田博公先生の著書『鍼灸の挑戦』に、私たちのタッチセラピーの活動が紹介されました。
取材を受けたのは4年前、小児鍼の普及活動を始めたばかりの頃です。その時の取り組みが、第七章「いのちを守り育てる」の中で取り上げられています。
小児鍼の普及活動の始まり
松田博公さんといえば、鍼灸師であると同時に共同通信社の記者としても知られる方です。私たちの普及活動は、鍼灸師だけでなく、医療関係者や保育士、カウンセラーといった多職種を巻き込みながら、小児鍼を広めようと試みました。
当時のセミナー内容は、
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小児の形態的および機能的成長
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臨床心理学
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小児はりの適用外病態
といった多角的なテーマを扱っていました。セミナーの後、松田さんからいただいた感想に大いに励まされたことを、今でも鮮明に覚えています。
いま広がるタッチセラピー
現在では、小児はりを現代風に「タッチセラピー」として展開し、関東近郊の幼稚園・保育園・保健所での普及活動、小中高校での講演、さらにはベトナムでの活動へと広がっています。
「マブベえがおの会」の活動の一つが、「いのちを守り育てる」の章で紹介されたことも、大きな励みとなりました。
まだまだ小さな活動ですが、「小さくともキラリと光る活動」を続けていきたいと思います。