2007年10月31日の記事を読み返してみました。
還付金詐欺による被害総額は 21億円。にもかかわらず、検挙されたのはたったの3人だったそうです。ちょっとした企業の年間収益に匹敵する額が、一瞬で奪われていることに驚かされます。
高齢者を責められない理由
歳を重ねると、どうしても判断力は鈍くなります。
「なぜ引っかかるのか」と責めるのは簡単ですが、それは現実を見ていない態度でしょう。
現状では、周囲の人が注意を払い、支えるしか防ぎようがありません。
巧妙化する特殊詐欺
特殊詐欺は年々高度化しています。
今年(2019年)は「改元詐欺」がすでに出始めているとのこと。
また、逮捕を逃れるためにキャンピングカー4台を使い、移動しながら電話をかけていたグループも摘発されたと報じられています。
他人事ではない
「高齢者がだまされる」と笑うことはできません。
近い将来、私たち自身もその立場になるかもしれないのです。
詐欺は年々形を変え、私たちの身近に迫っています。
“自分ごと”としてどう防ぐか、今から意識しておくことが大切だと感じます。











