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先日図書館で借りた三遊亭円丈師匠の著書
**『THE狛犬コレクション!』**を読んだ。
さすが落語家らしい語り口で、狛犬の魅力がユーモラスに、そして熱く語られていて実に面白い。
読みながら、地元・川崎市麻生区にも名作が多いことを思い出した。
狛犬の名人石工、内藤慶雲の手によるものだ。
麻生区近辺だけでも——
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栗平の 白鳥神社
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白山団地の 白山神社
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黒川の 汁守神社
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平尾の 杉山神社
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下麻生の 浄慶寺
と、実に充実している。
どの狛犬も表情やたてがみの彫りに特徴があり、並んでいる姿を見比べると慶雲の作風がじわじわと浮かび上がってくる。散歩がてらに巡ると、ちょっとした「慶雲狛犬スタンプラリー」気分だ。
また、高石の法雲寺にも慶雲の狛犬があると聞く。こちらはまだ未訪問。
ぜひ一度足を運んで、写真に収め、他の神社の狛犬たちと見比べてみたいと思う。
麻生区にお住まいの方、あるいは近くを散策される方は、狛犬目線で神社を訪れてみるのもおすすめです。
きっと日常の風景が少し違って見えてくるはずです。
2005年4月