
12月に入り、街の空気が慌ただしくなってきました。昔はもっとバタバタしていたように思いますが、これも時代の移り変わりでしょうか。年末が近づくにつれ、予定も少しずつ埋まり始めていきます。
千葉の教会活動とテイ鍼の思い出
二ヶ月に一度、千葉県の教会で「タッチセラピーと親の癒し」の活動を続けてきて、この頃で二年半ほどになっていました。八千代緑が丘駅周辺は、ちょうど建設ラッシュの最中。ドライブを兼ねたこの訪問は、私にとってちょっとした小旅行でもありました。
先日の東鍼祭では、鍼屋さんから「テイ鍼」を購入。後輩に「好きですね〜」と笑われるほど、私はテイ鍼に惹かれていました。響きが深いのに痛みがなく、全身に作用する――そんな特性が大好きだったのです。ところが千葉や神奈川を飛び回るうちに、愛用していた青木製のテイ鍼や、名人・神戸さんの三つ又鍼(小児鍼)が紛失。これをきっかけに「大事な道具は門外不出」と心に決めました。
獅子座流星群と年末の足音
少し前の思い出ですが、山梨・勝沼で獅子座流星群を観測した夜が忘れられません。葡萄畑の山腹にたどり着くと、夜空いっぱいに流星が降り注ぎ、まるでスペースオペラの舞台のよう。大きな流れ星は音が聞こえるように感じられました。朝方になっても、星はまだ流れ続けていたのです。
そんな体験を思い出しながら、子どもの鏡開きの案内や2005年の予定も届き始め、気持ちは次第に年の瀬へ。今年は太極拳の練習があまりできなかったので「来年はもう少し計画的に体づくりを」と早くも反省していました。
教会活動の合間に
教会活動の日は、麻生区での施術をお休みにして向かいました。その前日は朝から走り回り、最初の訪問はなんと朝7時半。予約を一日勘違いされていたご家族は驚かれていましたが、とにかく無事に施術できて一安心。昼まで慌ただしく動き回ったあと、新宿へ戻る道中では甲州街道が少し渋滞していました。
余裕があるときの楽しみといえば、和光学園近くの「ミソ屋」。ちょっと個性的なおやじさんが切り盛りしていて、味噌ラーメンが絶品でした。当時の私にとって、あの辺りでは一番のお気に入りの味です。
年末の催し
そして12月18日には、スプートニク・インターナショナル主催でシタールのコンサートや、スサンタとクムディニ兄妹によるキャンディアンダンス、チャリティオークションが予定されていました。シタールの音色と舞踊の響きに包まれて、2004年の年末を迎える――そんな楽しみな行事でした。