先日、マッサージのことを調べていたときのことです。検索で出てきたブログを読んでいると――どこかで見た文章。よくよく思い返してみると、それは私自身が書いた記事でした(私のサイト「整体手技療法」に掲載していたものです)。
その記事を引用していたのは、「マッサージと癒しの歴史を学ぶ」というブログ。運営元をたどると、どうやら都内のエステサロンがSEO対策の一環として作ったものらしいとわかりました。
抗議の電話をかけて
驚きつつも、すぐに抗議の電話を入れました。その場では「責任者が不在なので伝えておきます」との返答。翌日、店長さんから丁寧にお詫びのお電話をいただきました。ただ予想通り、担当者本人はその事実を全く知らなかったとのことでした。
事情を調べたうえで、該当の業者にも改めて抗議の電話をかけました。相手はSEO対策の一環であることを認めました。「人の文章を利用して集客の材料にする」という姿勢は、とても許せるものではありません。
数記事がそのまま、あるいは大部分「簡単なリライト」だけで転載されていたこともあり、正直ショックでした。しかも、さらにショックだったのは――そのブログのまとまりが妙に良く、読みやすく仕上がっていたことです。「これは私も負けていられないな」と、改めて気合いが入りました。
文章は「体験」と「思い」の記録
私が書いてきた文章は、日々の臨床や学びの積み重ねから生まれたものです。マッサージや鍼灸の技術、そして癒しの歴史について感じたことを、自分の言葉で残してきました。
それを”簡単にリライト”されてコピーされるのは、体験や思いを軽んじられたように感じます。引用元としてのリンクや紹介もなく、あたかも自分たちのコンテンツのように装われていたことも、哀しい気持ちにさせました。
今後のために
今回の件から学んだのは、オリジナルを守るためには記録や証拠を残しておくことが大切だということです。Googleには著作権侵害を報告する仕組み(DMCA申請)もありますし、運営会社への通報も手段の一つです。
しかし一番大切なのは、発信する言葉に込めた思いを忘れないことだと感じました。コピーされたとしても、私が積み重ねてきた経験や実感は揺らぎません。これからも誠実に、自分の言葉で書き続けていきたいと思います。


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