9月10日
定刻どうりの成田発。今回も私一人での訪問。
一人訪問も4回目かな?これはこれで楽しい。
夜8時にフエの空港からホテルまでタクシーに乗る。若いアンちゃんが携帯をかけながらの運転。ビュンビュン飛ばす。
20分後にフエ市内のなんだか知らないホテルの前に来る。ここがバオミンホテルだという若い兄ちゃん。うーむ。またか。。。。ベトナムではきっぱりした態度が必要。
「ノー!!!」 いざというときの私はすごいのです。大きな声で口を尖らして抗議します。
5分後に無事バオミンホテル着。最初からここに来ればいいのよ。ベトナムでは負けていられないので性格がきつくなる私です。
9月11日
朝、ホテルのロビーで朝ご飯。神奈川大学の学生と先生の一団と一緒になる。
昨日ナムドンの少数民族の村に行ってきたとのこと。とりたての蜂蜜をいただく。
少数民族の村は3年前にアルオイに行ってきたが、最近では比較的フエに近いナムドン村に行っているのかな。以前より時間がかからない様子。今度の3月の研修にいいかなとも思うが。。。。研修は毎日違う場所で違う人たちとの出会いがあって緊張するので、少数民族に会うよりもフエの自然を見たほうがいいかなとも思 う。
食後にベトナム事務所に行く。日本の支援者から預かってきたカンパとソーシンメディックからカンパされた山正のお灸を小山さんに渡す。
子どもの家のセン委員長にご挨拶。カンパのお灸を渡す。
タム医師と子どもたちの治療。
17歳の男の子が腰が痛いといってくる。鍼を出したら嫌だといってお灸を指差す。せんねん灸タイプの温灸はすっかりここでは定着している。痛ければ温灸をするのがあたりまえになってきた。山正のお灸をいっぱいもらってきたのでタム医師は早速使い始める。
昼食は子どもの家の食堂でみんなと食べる。神奈川大学の若い人たちも一緒。
午後再びタム医師と子どもたちの治療。新入所の子が多いので、タッチセラピーをしている子の皮膚の張りがよくわかる。
保母さんたちの治療。お灸をどんどん自分ですえるようになってきた。セルフケアは目指すところなので嬉しい。後はお灸をどう調達するか。。これからの課題。
夜は子どもの家のレストランで小山氏と会食。終日子どもの家。
9月12日
キムロン病院にいく。アン医師はいないとのこと。副院長のブイ医師が東洋医学科を案内してくれる。三回目なので心安く受け入れてくれる。
大人の治療(患者さんのリクエストが多いのです。タッチセラピーにうっとりしてます)と、入院している子どもたちの治療。肺炎、てんかん、呼吸器の疾患とドクターから説明される。
午後はフールー小学校に。今日はタム医師とふたり。通訳はサンさん。一年生40人の治療。入学してからまだ一週間とのこと。やんちゃでよく笑う。
9月13日
通訳のハンさんと事務所の税田さんと一緒に、フーハウ地区の診療所の親の会に。20人の子どもたちが集まっている。所長の話では、みんな大極のタッチセラピーのことはよく知っていて、一人に連絡したらみんな集まってきたとの話。ありがとうみんな。覚えていてくれて。7年間通った甲斐がありました。ありがとう。
ニコニコと所長は毎月来てくださいという。うーむ。毎月来たいけど。。。。
午後は子どもの家の保母さんの治療。
夜、日本語学校の中村先生の送別会に出る。ここにいる人たちはボランティア魂の塊みたいな人たちばかり。なかでもとびぬけて明るくユーモアのある中村先生。ありがとうございました。
9月14日
午前中は「子どもの家を支える会」スタッフ治療。みんなすごい肩こり。
午後に自転車を借りて、フエで初めてできたというスーパーに買い物。子どもたちが親と一緒にきれいなお菓子を買っている。裕福な家の子なのかな。片一方では「子どもの家」の子どもたちはじめ貧しい人たちの重い現実。この国も確実に二極化の波が押し寄せている。
帰りに気づいた。私のおんぼろ自転車が止めてある駐輪場の一角だけバイクがなくなっている。あっちにある一角にはピカピカのバイクと自転車がぎっちりと止めてある。私の自転車はあんまり貧弱なので、お金持ちたちは横に止めるのがいやだったのかな。場違いということなのか。
フーンだ!貧乏でどこが悪い!!やな奴!!!
9月15日
あのおんぼろ自転車を再び借りて郊外までサイクリング。20分も走ると本当に田舎の光景がひらける。みんな人懐っこく手を振ってくれる。子どもたちは木登りをして遊んでいる。いつか日本にもあった光景。。。失われてからどれくらいのときがたっているのか。
昼食は小山氏と子どもの家レストランで。
4時半に空港
7時ホーチミン。11時55分ホーチミン発
9月16日
朝7時25分成田着
今回もマブベのみんなと小山さん初め「ベトナムの家を支える会」のスタッフの方たち「子どもの家」スタッフの方たち、バオミンホテルの方達に支えられての旅でした。特にミンさんの奥さんは、ミンさんが私の来る日を一日間違えて言っていても、眉ひとつ動かさないで、さりげなく取り計らってくれたのです。感動!ベ トナムの女性は素敵です。
3月に研修にまた行きます。














