介護職や主夫・主婦必見!腰痛の原因と対策をわかりやすく解説

介護職や主夫・主婦の方にとって、腰痛は悩みの種ですよね。
重い荷物を持ったり、中腰の姿勢で長時間作業したりと、腰に負担がかかりやすい環境だからです。

そこで今回は、腰痛の原因と、今日からできる簡単な対策をわかりやすくご紹介します。

1. 痛み方でわかる、腰痛の原因

腰痛といっても、その痛み方によって原因が異なります。

前後に曲げると痛い: デスクワークなど長時間同じ姿勢を続けることによって起こりやすい、一般的な腰痛です。いわゆる「ぎっくり腰」もこのタイプに入ります。
後ろに反ると痛い: 老化による背骨の変形や、外傷などが原因で起こる腰痛です。
腰だけでなくお尻や足もしびれる: 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が疑われます。どちらも神経が圧迫されることで起こる痛みで、ヘルニアは安静にしていても痛いのが特徴です。
横になっていても痛い: 腰周りの内臓疾患が考えられます。特に、寝ているのに痛くて悪化する場合は、背骨に転移したガンが疑われるので注意が必要です。
人間関係が悪くなったりストレスが溜まると痛い: 神経症やうつ病が原因の腰痛です。ストレスによって痛みの感じ方が強くなることがあります。

2. 今日からできる、腰痛の簡単な対策

腰痛を予防・改善するには、以下のポイントを意識しましょう。

中腰になる姿勢を減らす: ベットや車椅子から人を持ち上げるときは、必ず一歩片足を相手の方に出しましょう。または、ベットに膝をのせて行います。前かがみのときは出来るだけ、踏み台を利用しましょう。
長時間同じ姿勢をとらず、適度にストレッチをとる: 軽いストレッチをこまめに行うことで、腰周りの筋肉を柔軟に保ち、血行を促進することができます。

日常生活では、筋肉を積極的に鍛えるためにウォーキングをしましょう: ウォーキングは、腰周りの筋肉だけでなく、全身の筋力を鍛えるのに効果的な運動です。
重い物の持ち上げ方: 持ち上げる物に近付き、片方の膝を地面におとして物を持ちます。物を体に密着させるようにさらに近づけます。

腰痛ベルトを活用する: 重いものを運ぶような環境では、腰痛ベルトがおすすめです。股関節を安定させることで、腰への負担を軽減します。

3. それでも腰痛が改善しない場合は…

上記のような対策を試しても腰痛が改善しない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

医師による診察や検査を受け、適切な治療を受けることが大切です。

腰痛は早期発見・早期治療が大切です。

今回ご紹介した内容を参考に、日々の生活の中で腰痛予防を意識し、健康的な生活を送りましょう。