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のどのつまり。さまざまなことが積み重なった7年を経て、人生の大きな格闘を2年超えてきた方が来られた。

手足のツボを刺激したところ、喉に直撃した感覚があったという。翌日には余計に喉を意識してしまい、不安そうに訪ねてこられた。

身体は弛んでいたが、まだ緊張の残る箇所を解除し、もう一度喉に意識を向けてもらった。そこで「変わらない」という思いを確認したうえで、「本当に望む状態はそこではない」と気づいてもらう。そして、自分がなりたい本来のポジションをイメージしていただき、アンカリングをかけた。

泣きそうになる姿に、慌てて一歩上のステージを意識させ、さらに「なりたい自分」へとフォーカスを移してもらった。彼は、なりたい自分・なるべき自分のイメージをすでにしっかりと持っていた。そのことが、劇的な変化を導いたのだろう。


先日、エリザベス・キューブラ・ロスの『死後の真実』(The Wheel of Life/『c』上野圭一訳)を読み返した。やはり、とても魅力的な人だと思う。よく生ききった人であったに違いない。

彼女の本を読むと、人はそれぞれに意味を持って生きているのだと感じさせられる。喉のつまり感に隠された思いや人生のテーマさえも、その人にとっての「意味」なのだろう。

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akebonobashi.naganuma@gmail.com

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