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昨日、仕事の途中でお会いした華僑の方と話していたとき、懐かしい名前がふと出てきました。

20年ほど前、私が骨接ぎで修行していた頃、とても可愛がってくださった年配の女性がいました。高級中華料理店のオーナーの奥様で、当時は「いつかこんなお店で食事をしてみたい」と憧れを抱いていたものです。

その方とのご縁で、息子さんが中国で薬剤の研究所にいらっしゃると知り、「機会があれば訪ねなさい」と名刺までいただきました。しかし、その後北京に研修で行ったものの、時間が取れずに訪ねられなかったことが今も心残りになっています。

そして昨日の出会いで、その中華料理店の話題が何気なく出たので、思い切って尋ねてみたところ、なんとその方の親戚だというのです。20年ぶりに不思議なご縁がつながり、思わず驚きました。「日本は狭いなあ」と、しみじみ感じた瞬間でした。

そういえば、友人がインドのムンバイを旅行していたとき、道で声をかけてきた人がいて、最初はインド語に聞こえて逃げたそうです。ところがよく見ると同級生! こちらも驚きの再会だったとか。

そして今日は今日で、来院されたスポーツ部のコーチとの会話の中でまたびっくり。
「前は新百合ヶ丘に住んでいて…」
「おや、どちらですか?」
「黒川の方です」
「私は栗平です」
「サークルKの前の…」
「えええ、私もです!」

なんと、同じ大家さんの同じ敷地内に住んでいたことが判明。こんな偶然ってあるのですね。

人のご縁はどこでつながるかわかりません。長い年月を経ても、思わぬところで再び巡り合う。そんな不思議さと温かさを、あらためて感じさせてもらった一日でした。

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akebonobashi.naganuma@gmail.com

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