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昨年の「食の偽装問題」から、今年の中国製ギョーザ事件まで、本当に食べることへの不安が続いています。こうして振り返ると、改めて「口に入れるものをどう選ぶか」を考えざるを得ない年でした。
日本の安い食材は、中国の人件費の安さや、当時は水より安いとまで言われた石油に支えられていたのだと思います。野菜の6割が中国産という数字を知ったときには驚きましたし、今回の事件で輸入が大きく揺れるのは避けられない気がします。小麦の価格も4月から60%も上がるという話で、日々の暮らしに直結してきますね。
さらに耳にしたのが、中国の耕地の1割以上がすでに汚染されているというニュース。しかも毎年1200万トンもの穀物が重金属で汚染されているとか…。数字を見ただけで恐ろしくなりました。現地の人たちが知らずに食べている可能性が高いというのも衝撃です。
安さだけを追い求めることの怖さを実感しましたし、自分の口に入るものはやっぱりできるだけ安心できるものを選びたいと思った出来事でした。