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昨日テレビで「ベビーサイン」の様子が紹介されていました。
まだ言葉が話せない乳幼児が、「痛い」「食べたい」「眠たい」といった気持ちを手の動きで伝える姿は、本当に驚きでした。意思表示が分かれば、子どもも親もずいぶん楽になることでしょう。

そんな「伝える力」に関連して、面白い研究を見つけました。

音楽訓練と脳の発達

大学共同利用機関法人・自然科学研究機構生理学研究所によると、
4〜6歳児に1年間の音楽訓練(スズキメソード)を行ったところ、聴覚誘発脳磁反応の発達に変化が見られたそうです。

  • バイオリン音に対しては、脳の反応がノイズ音よりも大きく現れた。

  • 左半球の聴覚野が右よりも強く反応した。これは言語やリズム処理に関係していると考えられる。

  • 音楽訓練を受けたグループでは、音の違いを認識し注意を向ける脳の働きが強化された。

小さな頃の体験が、脳の中で音を聞き分けたり、集中力を育てたりする基盤を作るのだと分かります。

幼少期の習い事の思い出

「小さい頃の習い事は身につく」とよく言われます。
環境さえあれば、私自身もやってみたかった芸事がありました。

小学生の頃に憧れたのは、なんとボクシングです。
藤猛さんの試合を見て、そのスピード感に圧倒されました。あの迫力は、子どもの私にとって大きな感動で、近くにジムがあれば迷わず通っていたと思います。

ベビーサインも、音楽訓練も、そして子どもの頃に抱いた憧れも、
すべては「表現する力」と「感じ取る力」に関わっているのだと感じます。
幼少期に触れる体験や習い事は、きっとその後の人生に深く根を下ろしていくのですね。

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akebonobashi.naganuma@gmail.com

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