大雨の朝と宮部みゆきの世界|シャー王朝幕を閉じた

今日は朝から大雨。
通勤電車もダイヤが乱れていて、駅は人でいっぱいでした。

そんな慌ただしい朝でしたが、昨日古本屋で手に入れた宮部みゆきさんの短編集『ひとり残されて』を読みながら出勤しました。
今年に入ってからすっかり宮部作品にはまってしまい、毎日「宮部ワールド」を楽しませてもらっています。物語の世界に没頭していると、雨の憂鬱さもどこか遠ざかっていく気がします。

とはいえ、現実はセミナー準備の真っ最中。
あと10日に迫った本番に向けて、時間を見つけては資料作りと動画編集に追われています。まだ手をつけていない部分もあり、「小説どころではない」と思いながらもページをめくる手は止まりません。

朝のニュースでは、ネパールのギャネンドラ元国王が王宮を退去したと報じられていました。240年続いたシャー王朝が幕を閉じたことになります。
ここ30年だけを見ても、世界は本当に大きく変わりました。これから先もさらに加速するように変わっていくのだろう、と感じさせられる出来事です。