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肩こりほど原因の多い症状は、なかなかありません。
実際に「肩こり」と呼ばれる状態の多くは、首まわりに関連した筋肉の過緊張です。
「たかが肩こり、されど肩こり」。
肩こりは意外に奥が深く、まるで迷路のようです。
本当に“治る”肩こりとは
「肩こりを治す!」と声高に言いたいところですが、正直にいえば肩こりは単純に治るものではありません。
逆に言えば、簡単に治るのは「肩こり」と呼ぶほどのものではないのかもしれません。
普段あまり凝らない人が一時的に凝ったとき、ストレッチひとつで見事に解消します。
筋肉のこわばりがほぐれ、弾力のある状態に戻ってくれるのです。
パソコン時代の肩こり
現代人の肩こりを複雑にしているのが、パソコンの普及です。
特に30代以降の人に多いのが「首を前に突き出す姿勢」。
頭の重さが首に負担をかけ、疲労を招きます。
さらに画面を凝視することで瞬きが減り、眼精疲労を起こす。
その結果、肩こりを引き起こしやすくなるのです。
迷路を抜ける鍵
肩こりを改善するには、症状そのものに目を向けるのではなく、原因をはっきりさせることが大切です。
「肩こりの迷路」を抜け出す鍵は、
姿勢
目の疲れ
日常の習慣
といった背景にあります。
📌 「肩こりを治す!」というより「肩こりを理解する」ことが第一歩。
そこから自分に合った対策が見えてきます。