鍼灸OSAKA 121号

触診力を身につける|鍼灸OSAKA 121号

画期的な企画が鍼灸OSAKAで発売された。
121号の企画は「触診力を身につける」。
現代鍼灸界のトップランナーの対談だ。

 

谷岡賢徳先生は、小児はりでとても有名な先生。
戸ケ崎正男先生は、学校でもお世話になった鍼灸の先生。
形井 秀一先生は筑波技術大学の教授にして触診の本も出されている。

 

 

 

治療家の手の作り方-反応論・触診学試論-

 

触診

 

 

今回の企画
「初学者へ伝えたい触診 ―皮膚や筋肉から得られる情報を判断する力/形井 秀一,谷岡 賢徳,戸ヶ崎 正男 」。

 

学生時代からこのお三方の触診の姿は非常に驚いて見ていました。
まるで神の手。
どこでそんなことが分かるのか全く理解できませんでした。
どのように手を作られてきたのか?
どうやったら触診が身に付くのか?

 

これを知りたくて知りたくて仕方ありませんでした。
今回企画していただいた鍼灸OSAKAさんに感謝したい。
今回の鍼灸OSAKA 121号では私も寄稿させていただきました。
触って問題点がわかる切経 〜「手」を作るための試案/長沼 良和
「触診・切経習得について」のアンケート

 

またアンケートに協力していただいた先生方に感謝いたします。
日本伝統鍼灸学会で発表したかったのですが時間が全くありませんでした。
とても無念に思っていましたがこういう形で日の目を見たのはとても嬉しいです。

 

世界鍼灸学会が今年の11月にありますが、まとめられるのなら発表したいと思っています。

 

触診関連の勉強会はあまり行われていません。
以前は、以前っていつ頃なんでしょう?
20年くらい前は師匠との経験知をすり合わせることによって伝わってきた技術です。
現代はそういう環境もなく、触診自体体系化したものがありませんでした。

 

二年前に始まった和ら会 真和塾の中で体系的な触診を学べる講座を戸ケ崎正男先生が開講しました。
触診をもう一歩も二歩も進めようという動きです。

 

鍼灸OSAKA 121号では他に興味深い発表があります。

 

触診では何を診ているのか/伊藤 剛
体表所見から何が捉えられるか/戸ヶ崎 正男
手指で診る,手指で治療する陰陽太極鍼 ― “開穴”が教えてくれたこと―/吉川 正子
触診における情報の重要性/吉崎 和樹

 

「手で診る」治療家へのステップ/井上 護
『手で診る』『手で治す』理学療法士の触診技術/工藤 慎太郎
指頭感覚について 〜習得するために必要なこと〜/松林 康子
中国・天津で学んだ触診/鈴木 琢也
脈診は虚静が重要である/宮川 浩也

 

史実から見えてくる日本の医学教育 3 西洋医学の伝来と鍼灸学〜長州藩の医学教育を例に/海原 亮
形井秀一先生に聞く 日本の鍼灸治療において「触診」とは?/編集部
熊本・大分地震災害支援活動報告- ただ被災地のために/三輪 正敬
熊本・大分地震災害支援活動報告- 行政・多職種医療チームとの連携/田口 太郎

 

本はこちらでお買い求め出来ます。

 

触診

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