朝からぐっと気温が下がり、冬の冷え込みを実感する一日。
そんな中で、ふと近所のお隣さんを思い出しました。
数年前に亡くなったオジさん。
時折、奥さんと仲良く散歩している姿を見かけたものです。最後に覚えているのは、散歩中に乱暴なバイク運転に向かって大きな声で注意していた姿。とても気丈な方でした。
「最近お見かけしないな…」と思っていたら、実は半年ほど前に亡くなられていたと知りました。痩せていかれる姿は見ていたので、体調を案じてはいましたが、やはり寂しいものです。
そして奥さんも亡くなられました。
2年前にご近所へ引っ越してからも、時折顔を出しては昔の思い出話をしてくれました。たとえば、平成天皇のご成婚パレードを、四谷三丁目の鰻屋さんの二階から眺めた話。まるで昨日のことのように語ってくださったのを覚えています。
私の子どもが小さい頃、家の鍵を忘れてしまい、何度もお宅で待たせていただいたこともありました。
お世話になったことを、改めて胸に刻みます。
本当に、ありがとうございました。











