咀嚼筋・閉口筋は、側頭筋、咬筋、翼突筋の4種類

側頭筋

こめかみの辺りの頭痛はほぼこの側頭筋です。
緊張型頭痛でよく痛む場所です。
口を閉じるときに使う筋肉です。

側頭筋は幅広で帆立貝の形をしています。側頭筋は側頭部(耳の前、上、後)をカバーしています。
頭痛または顎関節の具合がおかしい時は、いつでも検査および治療の対象です。

側頭筋の場所

コメカミから耳の上辺りまで。頭の壁を作っている側頭骨の上ヘリ辺り。
ほほ骨から内側に入り下顎の前方に付着し側頭部と下顎骨をつなぐ。

作用

顎を閉じる
顎を後方及び外側に動かす

関連痛領域(トリガーポイント)

側頭部、眉の部分、頬、上の顎から歯

咬筋

ほっぺたのところです。
顎関節に異常がある場合は盛り上がっいています。

咬筋の場所

ほほ骨の横と下顎の後ろの角を結んでいます。
強く噛むと頬が膨れるので分かりやすいです。

作用

側頭筋や翼突筋と一緒に下顎をあげる

関連痛領域(トリガーポイント)

上下顎、顔側面、耳、眉上
耳鳴りの原因にもなる
※耳鳴りの場合はこの筋肉にあるツボを調整します。

翼突筋

顎の内側にある筋肉です。
ちょうど咬筋の反対側にあります。
それらの様々な部分が、顎の動 きや顎関節の安定に関係しています。
これは顔側からは触ることは出来ませんが、顎に指を入れることで施術することは可能です。

また鍼では施術可能です。
顎、顔面や耳の痛みは往々にして翼突筋に起因しています。
翼突筋はまた顎関節症の重要な要因でもあります。

顎関節に悪い習慣は「歯と歯を強く接触させる」
顎関節のトラブルで来院される方が多いが多くの原因は上下の歯を接触させる習慣の方が多い。
以前はかみ合わせが悪いと顎関節症になると言われていました。
かみ合わせを調節しても良くならないケースはよくあります。

顎に負担をかけるクセは、「歯と歯を強く接触させる」です。または噛みしめクセ。
歯ぎしりなども悪い習慣の一つです。

最近の研究で、上下の歯と歯を接触させる「TCH」という習慣が、最大の要因と言われています。
それは何故かというと、かみ合わせの治療では改善しないことが多いというのが分かってきました。

  • 噛み締め
  • 食いしばり
  • 歯ぎしり
  • 固いものを噛みしめて食べるのが好き

上下の歯と歯を接触させる「TCH」という習慣が要因と分かってきました。
昔から言われている精神的な緊張は、観察してみると精神的な緊張している時に噛み締めている方が多いのです。
しかも無意識にです

人は日常的に、軽く接触しているだけでも、顎関節は圧迫され、筋肉は緊張状態になります。
仕事などで集中している時などは長時間にわたって負荷がかかり続けます。
これが悪化すれと肩こりや頭痛も引き起こします。

頭痛などは全体ではなく側頭筋と呼ばれるコメカミから頭頂の横辺りに頭痛が起きます。
筋緊張性なので頭痛薬を飲んでも改善しないことが多いです。
私達が出来ることはこの不快な症状を起こしている筋緊張の解除です。
噛むときに使う筋肉が疲労しコリを作り痛みや動作制限を起こします。

よく効くツボが顎と頭、首に幾つかあります。
ここに指圧や鍼でゆるめます。

顎関節問題は、顎や首の症状ばかりではなく脊柱を歪めてバランスを取ろうとします。
歪んだ体が時間とともに他の症状を出すこともあります。
腰痛などもよくある症状の一つです。

顎関節と首のこりを調整したら自宅で出来ることは噛み締めや食いしばりを日常しているか自覚していくことです。
本人は気がついていないことが多いのですが自宅で観察していただくと意外と多くの方が気がつく方がいます。

気がついたらラッキーです。
顎に噛み締めや食いしばりに気がついたら力を抜くようにします。
歯と歯を1ミリでもいいので合わせないクセ付けをしていきます。
これを日々繰り返すことにより、歯と歯を合わさないことが習慣となってきます。

習慣が身に付けば首のこりも改善し徐々にですが顎関節の症状も出なくなります。